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東海楽器のこと

流石にここまで一気に書き上げてきたため、小休止してやや頻度を落としています。

 

すでに紹介したとおり、自分は東海楽器製のギターを4本持っています。
3本はアコースティックギター(Cat's Eyes)、1本はエレクトリックギター(Love Rock)です。

 

どちらも、マーティンコピー及びレスポールコピーとして今でも評価の高いシリーズです。

 

以前も話題にしたように、所謂ジャパンヴィンテージというのは、ほとんどがアメリカのメーカーのコピーモデルです。

 

例えばレスポールであれば、当時TokaiのLove RockシリーズとGrecoのSuper Realシリーズがしのぎを削っていたと聞いています。(リアルタイムでは体験していないためあくまで伝聞です)

 

もしかしたら、コピーの出来栄えを競うのは、楽器作りの本質ではないだろうと思う方もいるかもしれません。

 

しかし、当時の日本の楽器メーカーが、古いマーティンや古いギブソンあるいはフェンダーを参考に、同じくらい良い楽器を作ろうと真剣だったこと、そして当時迷走していた本家を隙あらば品質で食ってしまおうと考えていたことは確かだと感じます。

 

そんな日本の楽器メーカーの中でも東海楽器に特に思い入れがあるのは、この会社が他のどこよりも本気だったように感じるからです。

 

当時の東海楽器のカタログには、販売中のモデルの紹介だけでなく、ギターを作る上でのこだわりが紙面にびっしりと書かれており、それを見れば自分の言いたいことは分かってもらえるはずです。

 

例えば、81年のFlat Top Series(フェンダー系)のカタログでは、写真付きのモデル紹介が6ページなのに対して、スペックの詳細や採用しているハードウェア、木工について8ページを割いています。
手書きで正直読みやすいとは言えないのですが、作り手の情熱が迸っています。

 

数あるジャパンヴィンテージの中でも、近年とりわけトーカイの評価が高く、物によってはかなり高騰しているのは、それだけの拘りを持って作り出された楽器だからではないかと思うのです。

 

一部の過剰すぎるプレミア価格に対しては疑問もありますが、その分しっかりと後世に受け継がれていくことを願っています。

 

最後に、現在の東海楽器についても。


先日、クロサワ楽器オーダーモデルの現行Love Rockを弾く機会がありました。
東海楽器らしい作りの良さを感じられるギターで、音のレンジが広くクリーントーンが絶品でした。

 

おそらく当時の職人さんはほとんど残っていないのでしょうが、クラフトマンシップはしっかりと受け継がれているようです。

 

クオリティの高いレスポールを探している方、古いトーカイはもちろん良いのですが、現在のトーカイも検討してみてはいかがでしょうか?
 

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