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Gibson SG Special ('67)

 Gibson SG Special
 Body:Mahogany
 Neck:Mahogany
 Fingerboard:Rosewood

 

Gibsonで一番好きなギターはSG Specialです。

 

ハムバッカーよりもP-90の方が好みなことと、何と言っても60年代後半のピート・タウンゼントがかっこいいということに尽きます。

 

SGを使用するギタリストというと他にAC/DCのアンガス・ヤングやBLACK SABBATHのトニー・アイオミが思い浮かびますが、どちらもハムバッカーのSG。

スペシャルを使っている有名なギタリストって他にいるでしょうか?(ピートも今はストラトですし)

 

SG Specialはスチューデントモデルという位置付けで、Standardからヘッドや指板のインレイを省いたルックスを持つギターです。

Standardのピックアップがハムバッカー2基なのに対し、SpecialはP-90を2基搭載しています。(Jrはリアのみの1基)

 

ただし、これは60年代のSG Specialの話で、一部の復刻モデル等を除き、現在のSG Specialはハムバッカーを搭載したSG Standardの廉価版という位置付けになっています。(これが検索などする際に非常に分かりにくくて困ります…)

 

ここでは、主に60年代のSG Specialについて触れたいと思います。

 

SGは61年にレスポールの後継モデルとして登場しました。

当初はロッドカバーにLes Paulと記載されていたものの、レス・ポール氏はSGのデザインを好まなかったそうでエンドース契約は終了し、現在のSGモデルとなります。

 

フェンダーと同じく65年頃には指板材がブラジリアンローズからインディアンローズへ変わり、66年半ばにスモールピックガード仕様からラージピックガード仕様へ変わります。

個人的には、StandardとSpecialはラージピックガードが、Jrはスモールピックガードが好みです。

 

69年後半にはネックが3ピースになります。

そして、70年後半に大きくモデルチェンジをしてしまします。

 

ピート・タウンゼントがSG Specialを使用するようになったのは68年頃からですが、主に66年後半〜70年前半のものを使用していたようです。

 

2000年にCustom Shopとレギュラーラインの両方からPete Townshend SG Specialというシグネチャーモデルが限定で発売されました。(P-90ピックアップ、ラージピックガード、マホガニー1Pネック)

 

自分が最初に手に入れたSG Specialは、このレギュラーラインのピート・タウンゼントモデルでした。

 

シグネチャーではないけれどルックスが似ているSG Classicというモデルもあったのですが、そちらはマホガニー2Pボディなのに対してPete Townshend SGはマホガニー1Pボディ。

他にもブリッジ・テイルピースやペグが異なります。

 

また、2012年にはGibson 50周年記念モデルとして新たなPete Townshend SGが発売されたのですが、何故かホワイトフィニッシュにスモールピックガードというあまり本人使用のイメージがない仕様でした。(そのタイプを使用している写真がないわけではありませんが…)

 

さて話を戻して、マイファーストSGであるPete Townshend SG Specialは、確か2001年製でした。

 

ルックスは文句なしにかっこいい。

音はわりとブーミーで鼻の詰まった、要はちょっと抜けの悪い音でした。

 

でも、ダメな音だったわけではありません。

それはそれで魅力でしたし、P-90のSGってそういう音なんだろうと思っていました。

 

ただ、ひとつだけ残念だったのは、ボリュームを絞ってもあまり綺麗なクリーンにならなかったこと。

 

自分のSG Specialのイメージは、The WhoのライブのPinball Wizardでの、まるでアコースティックギターのようなクリーントーンと激しいディストーションサウンドの2面性だったため、そこが一番イメージと異なるところでした。

 

そう考えていたら、今回取り上げた67年製のSG Specialと出逢ってしまいました。

 

このギターはかなりボロボロで、後述しますがボディに大きな亀裂を修理した痕が残っているようなギターでした。

そのため、どうやら長く売れ残っていたようで、見つけたときには売り出された当初より10万以上値が下がっていたようです。

 

試奏してみると、Pete Townshend SGとは全然違う抜けの良いディストーションサウンド。

そしてボリュームを絞ると一転、キラキラしたクリーントーンに。

 

完全にノックアウトされてしまい、Pete Townshend SGを手放せば差額はそう大きくなかったため、購入を決意しました。

 

ギブソンのギターはネックがマホガニーでヘッドに角度が付いているためネック折れは珍しくありませんが、このギターはボディ割れ。

どう考えても、スタンドに立てかけていたものを誤って倒したのではなく、ネックを持ってボディの表側から床に叩きつけなければこうはならないだろうという傷痕です。

 

ですので自分は勝手に、このギターはかつてピート・タウンゼントが使用しステージで叩き壊したものを、誰かが譲り受けてリペアしたものなのだと思うことにしました。

どうです、ロマンがありませんか?時代考証的には全然おかしくありません。

 

見た目はボロボロですが、幸いプレイコンディションは問題ありません。

ペグやブリッジはヘタっておりチューニングが狂いやすいため、実用性を考えてナットも含め交換を検討しています。

 

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