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Kid's Guitar Rory Gallagher Stratocaster ('98)

 Kid's Guitar Rory Gallagher Stratocaster
 Body:Alder
 Neck:Maple
 Fingerboard:Rosewood

 

 

ブライアン・メイの話をしたら、次はあのギタリストの話をしないわけにはいきません。

 

みなさんは塗装の剥げたストラトキャスターを弾くブルースロックギタリストといえば誰を思い浮かべますか?

 

それは、ブライアン・メイのサウンドにも影響を与えたギタリスト、ロリー・ギャラガーです。

 

日本ではロリー・ギャラガーはもうひとつ知名度が高くないように感じます。

勿論、日本にもファンはたくさんいると思いますが、上記のような質問をしたら多くの人はスティーヴィー・レイボーンを思い浮かべるのではないでしょうか。

 

ロリー・ギャラガーはアイルランド出身、69年にテイストでデビューし、71年にソロデビュー。

72年に英メロディ・メーカー誌のギタリスト・オブ・ザ・イヤーでエリック・クラプトンを押さえトップの座に輝き、ローリング・ストーンズやディープ・パープルもメンバーチェンジの際に興味を示していたという逸話が残っています。

惜しくも95年に47歳の若さで亡くなりました。

 

ブライアン・メイのVOX AC30にトレブルブースターというスタイルは、初期のロリーのセッティングを参考に作られたことも有名です。

 

ロリーのトレードマークである塗装の剥げたストラトキャスターは61年製で、スラブボードと呼ばれる指板とネックが平らに貼り付けられているタイプのものです。

 

あの塗装の剥げは、盗難された際に雨にうたれた事が原因とする説が有力なようです。

盗難は67年頃だそうで、戻ってきたときにはボロボロになっていたとか、雨にうたれて塗装が弱くなっていたとか言われています。

70年のワイト島にテイストが出演した際の映像の時点ですでに塗装が大きく剥げていることが確認できますので、経年によるものではないことは確かです。

 

そんなロリーのストラトのトリビュートモデルはフェンダーカスタムショップから2005年に発売されているのですが、それから遡ること10年ほど前に日本でロリーギャラガーモデルのストラトを作っていたブランドがあります。

それが、前回も取り上げたKid's Guitarです。

 

このギターは98年製で、Kid'sとしては最後期のものです。

ちょうど、自分がアコースティックギターの弾き語りからステップアップして、エレキギターでバンドのギタリストとしてステージに上がろうというタイミングで出逢い、当時ロリー・ギャラガーにはまっていたこともあって一目惚れをしてしまいました。

 

このギターの製作者は木戸宏さんではなく、現Freedom Custom Guitar Research社長の深野真さんだそうです。(ご本人に確認をしました)

製作数は10本に満たないくらいだと伺いました。

 

写真からもかなりリアルなレリックが施されていることがわかるかと思います。

ヘッドにロゴがないのもロリーのギターを模しているそうで、ヘッド裏にはちゃんとKid's Guitarと記載されています。

 

ピックアップは今もフリーダムギターが取り扱っているVoodooのST-60s Blackが3基載っていたのですが、リアだけ72年シリアルのフェンダーピックアップに交換をしました。(ロリーのストラトも、どこかのピックアップが70sのものに交換されているとか)

 

併せてポットやコンデンサ、ジャックも一式交換。

せっかくのレリックではあったのですが、ノブや錆びさせたネジ類は交換。

ピックガードも新しく作り直しました。

 

また、ロリーのストラトのフレットはギブソンのものに変更されているという話を見たため、あえてジムダンロップなどではなくギブソンのミディアムジャンボタイプのフレットに打ち替えました。

 

それ以外にも、福山芳樹さんの72年ストラトを参考に、以下の改造を施しました。

・22フレット化

・ペグをスパーゼルトリムロックに変更

・トレモロユニットをGOTOHの510TSに交換

・ストラップピンをシャーラーのロックピンに交換

 

更に、ウルフトーン対策としてネックプレートをフリーダムのトーンシフトプレートに、バックパネルをブラスのものに(フリーダム特製)、トレモロスプリングをテンションの弱いRaw Vintage製に交換するなど、改造的は多数あります。

 

ネックがかなり細身で手の大きくない自分にも弾きやすいギターです。

鳴りが良く、元々ミッドレンジに寄った音だったのが、リアピックアップやコンデンサを変えたことでやや70年代のトレブリーな音に近づきました。

 

大好きなロリー・ギャラガーと福山芳樹さんのハイブリッドなこのギター。

22Fのストラトが必要なときはこのギターの出番だと思っています。

 

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